Vol.1 「だれか」から「わたし」へのシフト

【地域】

Interview

コクリ!プロジェクト 三田愛

written by 大江亞紀香

コ・クリエーションで、

地域のシステムチェンジを。

Photo: 地域コ・クリエーション研究の1つ、

「いち黒川わっしょいプロジェクト」の模様

コクリ!プロジェクト(以下コクリ!)は、リクルートライフスタイル じゃらんリサーチセンターの研究員である三田愛(さんだ・あい)さんが7年前にスタートさせたものだ。社会変革ファシリテーターの世界的第一人者、ボブ・スティルガー氏によると、コクリ!と似た地域イノベーションの試みは世界中で始まっているという。そのなかでコクリ!が特徴的なのは、日本の首都圏にある大企業が主体となって、地域と連携を図りながら地域イノベーションを加速させている点で、世界でも稀有な事例なのだという。

 

そのコクリ!の発起人・三田愛さんに、コクリ!に過去・現在・未来について詳しくインタビューした。

 

地域の皆さんがいかに自分たちの力で

未来を創っていけるかを研究したいと思った

 

ー今日は、コクリ!の取り組みについてお話を聞かせてください。よろしくお願いいたします。

 

コクリ!の活動は今年2017年で7年目になりますが、いくつかのステップがありました。最初の3年間は、地域の旅館、商店、農家、主婦、自治体など、その地のマルチステークホルダーに対話していただくことで、地域のことを自分ゴトで考える人を増やし、境界を越えてつながり、自分たちの手でイノベーションを生み出していく「地域コ・クリエーション」の研究を行いました。次の3年で、一つの地域だけじゃなく、数多くの地域のリーダーたちがチームとして集まって学びあう「ラーニング・コミュニティ」をつくりました。同時に、地域の人たちが集まるだけでは日本は変わらないと思ったので、大企業のビジネスパーソンや官僚、クリエイター、NPO、ファシリテーター、大学教授など、都市の皆さんも巻き込んだ「コクリ!キャンプ」や「コクリ!プチキャンプ」という場を並行して創っていきました。そして、2016年秋ごろからは、新たな取り組みとして「コクリ!2.0」という研究をスタートさせています。

 

ーまず、スタート時のお話を伺いたいのですが。

 

私は、2011年4月にじゃらんリサーチセンターの研究員になりました。そこで最初に、どういった研究をすればよいかをよく考えました。じゃらんリサーチセンターは、観光や地域などの調査研究を行ったり、自治体の皆さんと一緒に観光・地域振興支援プロジェクトを実施したりするシンクタンクですから、もちろん観光マーケットの調査や地域の旅行需要増加の研究などもできるのですが、私が興味を持ったのは、「どうやったら地域の皆さんが変わりゆく地域社会の中でもっと輝けるのか、地域の皆さんが本領を発揮していけるのか」ということでした。どうしたら地域の皆さんが、いかに自分たちの力で未来を創っていけるかを研究したいと思ったのです。

 

それでいろいろ検討した結果、「地域を1つの組織として見立てた組織開発」がよいのではないかという結論にたどり着きました。どのような人たちがどんな風に手を組んで、どうなったら地域の力が上がっていくのか。どうなれば、結果的に自分たちの手で地域の未来をつくれるようになるのかを研究しようと思ったのが最初の頃です。

 

なお、現在のコクリ!は任意団体で、実行委員会制を採っています。私だけでなく、志に共感した多様なプロフェッショナルによって運営されていて、私が所属するリクルートライフスタイルなどはスポンサーという位置づけになっています。

 

「これで海士町は安心です!」と山内道雄海士町長が男泣きされた

 

ーでは、現在取り組んでいる「コクリ!2.0」について伺えればと思います。

 

コクリ!2.0を一言で説明するのは難しいのですが、研究チームの賢州さん(嘉村賢州さん・NPO法人 場とつながりラボ home’s vi 代表理事)、直樹さん(太田直樹さん・前総務大臣補佐官)、洋二郎さん(橋本洋二郎さん・株式会社ToBeings 代表取締役社長)と私が中心となって、さまざまな仮説を立て、プログラムを開発し、そのプログラムを地域で実証実験するという一連の取り組みを進めています。今後は、さらにいくつかの分科会をつくり、研究を深めていこうと考えています。

 

より具体的な内容は、いままさに進めている実証実験「コクリ!海士プロジェクト」を紹介しながら説明するのが速いと思います。先ほど紹介した賢州さん、直樹さん、洋二郎さんに加えて、海士町の側からは、大手自動車メーカーから10年前に海士町にIターンした変革リーダーのべっく(阿部裕志さん・株式会社 巡の環 代表取締役)を中心に、おかべちゃん(岡部有美子さん)など巡の環の社員4名がプロジェクトに深く関わってくれており、「面と面」でガッチリとタッグを組みながら進めています。

 

その中心メンバーが企画・運営する形で、2017年4月、普段からコクリ!に深く関わっている「コクリ!メンバー」30名と、海士町の37名を集めて「コクリ!海士2017」を開催しました。コクリ!メンバー約30名が一斉に海士町に赴き、海士町メンバーと3日間にわたって深く対話したのです。これが、コクリ!海士プロジェクトのスタートイベントでした。

 

もちろん、コクリ!海士を開催するのは簡単ではありませんでした。たとえば、海士町は地域活性で注目されているまちで、イベントや視察が大変多く、海士町の方々に「またいつものヤツだ」と思われるリスクがありました。しかも、海士町内の37人もの方々が3日間も一同に会するのは、わかっている限り、海士町史上初めてなのです。この37人の皆さんは、べっくやおかべちゃんが一人ずつ直接会いに行き、口説いてくれました。べっくたち巡の環が、10年にわたって海士町の皆さんと信頼関係を築いてきたから、結果的にこれほど多くの方々に集まっていただけたのです。コクリ!研究チームだけでは、絶対に創りえない場でした。

 

この3日間は、中身がまた奇跡的でした。このプログラムは、私たち研究チームとべっく・岡部ちゃんが20時間以上をかけて組み合わせを創った6人1組の「ホームグループ(3日間を一緒に過ごすグループ)」をベースに進めましたが、このグループの皆さんは3日ですっかり仲良くなって、実施後すぐに一緒に何かを起こしているグループがいくつもあります。3日間のコンセプトは、地域を超えて、海士町とコクリ!の間を考える「超地域のコ・クリエーション」。1日目は、海士町で盛んに行われている綱引きから始まって、ストーリーテリング(お互いのストーリーに耳を傾けて理解を深めるプログラム)で、コクリ!メンバーには海士町のストーリーにどっぷり浸ってもらい、海士町メンバーにはコクリ!メンバーのストーリーにどっぷり浸かってもらいました。2日目の午後は、体でシステムを感じる“システム・センシング”に重心を置いたさまざまな「身体ワーク」を実施。その上で、3日目は次の一歩を明確にする対話の場「プロアクション・カフェ」を開きました。必ず、海士メンバーとコクリ!メンバーに2人1組でテーマオーナーになってもらい、海士とコクリ!の間に生まれそうな「種火(想いとアイデア)」について話し合ってもらいました。

 

この3日間のどこが奇跡だったのかを言葉で説明するのは難しいのですが、象徴的なシーンならお話しすることができます。というのは、3日目の最後に、山内道雄海士町長が「これで海士町は安心です!」とおっしゃりながら、男泣きされたのです。山内町長はこれまで町長を4期務め、ずっと海士町の変容をリードしてきた「まちの要」で、日本の地域活性・地域創生シーンでもかなり有名な方です。しかし、年齢はもう80歳近くで、来年の任期終了で引退ではないかとも言われています。それもあるのでしょう、ことに最近は「これからの海士町が心配だ」とよくおっしゃっていたそうです。ところが、コクリ!海士2017の3日間で、若手世代を中心に37名もの海士町民が集まって、ひたすら目をキラキラさせながら都市や他地域の皆さんと対話している姿を見て、海士町は安心だと感じ、最後の挨拶で言葉に詰まって涙を流したのです。その町長の姿を見て、そこにいた全員が感極まっている光景が、特に印象に残っています。

 

 

コクリ!海士の3日間は終わりじゃなくてスタートだ

 

ー具体的には、コクリ!海士2017でどのような成果があったのでしょうか?

 

たとえば、いくつかのチームに分かれて対話したうちの1つに「教育系チーム」がありました。メンバーは、海士町側は海士町島前高校の先生や教育委員会の方。コクリ!側は、教育に興味を持っている変革屋の佐々木裕子さん(株式会社チェンジウェーブ 代表)や、リクルート次世代教育研究院の院長を務める小宮山利恵子さん、前総務大臣補佐官でITや教育に詳しい太田直樹さんなどです。彼らが中心となって、疲れたり弱ったりしている学校の先生たちの「デトックス&パワーアッププログラム」を企画しました。そのプログラムは、実際にもう海士町で動いています。コクリ!海士プロジェクトでは、こうした実証実験が次々に始まっているのです。

 

ーそれは海士町のための動きなのですか?

 

海士町で試しながら、将来的に日本の教育界や社会を変えていくことを狙っています。

 

ー日本の教育を変えようと思っている方で、海士町の皆さんと何か一緒に実験できたらという想いで集っている人もいるのですね。

 

その通りです。それ以外にも、「ないものはない大学出版会」など、さまざまな動きが起こりつつあります。

 

それから、コクリ!海士プロジェクト全体の背景をもう少しお話しすると、実は海士町自体がちょうど変容期を迎えています。町長だけでなく、町長とともにまちづくりの中心を担ってきた役場の課長クラスの方々が5~6年内に定年退職を迎えます。現在の町長と課長クラスの皆さんの引退後、海士町のまちづくりを誰が牽引していくのかということが長らくの課題でした。そこで、海士町自体も変わろうとしていたところなのです。今後の「海士町2.0」では、もっと多様な人がリーダーになる必要があるでしょうし、「頑張りモデルからの脱却」なども必要だと感じています。

 

一方の私たちコクリ!プロジェクトも、ちょうど「コクリ!2.0」という新たな研究プロジェクトを立ち上げたところでした。その辺りもシンクロして、一緒にやれることがいろいろとあったのです。コクリ!海士の3日間は、終わりじゃなくてスタートです。これがキックオフイベントで、ここから数年、海士町の変容について一緒にチャレンジしていこうとしています。

 

ご存じの方も多いと思いますが、海士町は人口2500人くらいの小さな島ですが、地域づくりでは最先端を行っています。だからこそ試せることがあると考えています。ここで画期的な地域の変容モデルを生み出すことができれば、社会的インパクトも出るのではないかと考えています。

 

 

地域の「まるごとシステムチェンジ」を起こしたい

 

ーところで、なぜコクリ!を行っているのですか?

 

大きな話をすれば、「次の時代を大きく動かす“うねり”を見つけたい」という強い想いがあります。そして、100年後に「歴史が変わった」と言われるような社会実験を次々に立ち上げたいと思っているんです。

 

そのベースになるのは「一人ひとりの自己変容」です。コクリ!の場を通して、参加者一人ひとりが自らの「根っこ」を知り、変容していくことが、社会を変える原動力になるというのが、コクリ!の根本的な考え方です。誰かの人生が変わることは、その人の周りが変わるから、結果的に社会が変わると思っているんです。実際、「コクリ!のおかげで人生が変わった」という人の割合がどんどん増えてきています。以前、軽井沢で20人ほどが集まってコクリ!の場を開いたことがあります。このときは特にディープで、参加者の半分くらいがこのときに人生が変わったと話してくれました。実は、海士町のべっくも、軽井沢の場で、みんなの前で泣きながら「自分が何に引き裂かれているかに気づいて、働き方や生き方を根本から変えることになった」と話してくれました。そのべっくの経験が、コクリ!海士プロジェクトにつながっている部分も大きいんです。さらにいえば、私自身も、コクリ!海士プロジェクトのなかで自分の人生や価値観が大きく変わっていくんじゃないかと感じています。当然、他の研究チームメンバーの人生も動いていくでしょう。その連鎖のなかから、コクリ!プロジェクト自体もどんどん変容していくのではないかと思います。

 

ーこれから先、どんな方向を目指しているんですか?

 

一言で言えば、「まるごとシステムチェンジ」です。気がついたら、地域がまるごと変容している、社会がまるごと変容しているというところを目指して取り組んでいます。まるごとシステムチェンジとは、言い換えれば、一人ひとりが本当に本領発揮していて、怖れではなく愛から動いたり、内からエネルギーが湧き出るような形で一人ひとりが輝いていたり、そのエネルギーが調和したりして、そこから新しいことがどんどん創造されていく状態を創るということです。

 

ー地域がそうした状態になることが目標なのですか?

 

本当は“地球”と言いたいところなのですが、地球だと大きすぎるから、地域が地球の縮図だと考え、まずは地域で取り組んでいるという感じです。まるごとを自分ゴトとして捉えられる範囲は、地域がベストだと思うからです。地域なら、水も、山も、海も、教育も、福祉も、産業も、全部がつながっていることが肌でわかるじゃないですか。地域なら、教育だけ考えよう、福祉だけをどうにかしようとか、とにかく山を守ろうとは考えようとせず、全部がつながっているのだから、全部をまるごと考えようと思いやすいので、地域がまるごと変容プロトタイプの実証モデルとしては理想的だと考えています。その点で、私は地域に可能性を感じているのです。

 

逆に言えば、地域で一つひとつの問題を解決しようとしても、こちらを直せば、今度はあちらが悪くなるといった感じでなかなかうまくいきません。それは、地域のさまざまな事象がつながっていて、地域の問題が複雑に絡み合っているからです。だからこそ構造的に根本から変えていき、さまざまなことを同時に、まるごと変容していこうとしているのです。

 

さらに言えば、私たちは地域のシステムチェンジを進めていく上で、いつもその変容が波及して社会が変わることをいつもイメージしています。そして、その先にきっと次の時代の“うねり”が見えてくるだろうと思っています。

 

 

一人ひとりが本領を発揮しているのを見るのが至福

 

ーところで、三田さん自身の「喜びのポイント」はどこにあるんですか?

 

やっぱり嬉しいのは、一人ひとりのその人らしさが湧き出て発揮される瞬間と、それが全体でハーモニーのように調和して、大きな波ができるときです。たとえば、私が誰かと会うときは、コーチのようにその人の背中を押したり、痛みを取り除いたりします。それで、その人がちょっと変わる瞬間が嬉しいですね。一方で、ダイナミズムがあるから起こせることもあるじゃないですか。たとえば、コクリ!で地域と関わっていると、地域の皆さんが地域の50年後、100年後を考える目線と、企業が3年後、5年後の戦略を考える目線が交わって、予想もしていなかったことが起こることがあるんです。もちろんその場合には、お互いがお互いの目線や考え方を尊重し、受け入れることが前提です。そうしたときに一人ひとりが本領を発揮して、ダイナミックなコ・クリエーションを生み出しているのを見るのが至福でしょうか。

 

ー町長が泣いたときのようなことですか?

 

町長の涙は、その結果を表すエピソードという感じですね。それよりもたとえば、コクリ!海士2017では、最初に「つなひき大会」をやりました。はじめにコクリ!メンバーと海士町メンバーがつなひきをすれば、都会のソトモノと島民、という関係ではなく、両者が対等に近づけると思ったのです。海士町はつなひきが非常に盛んなところで、皆さん上手だということもありました。とても盛り上がりましたし、実際にかなり対等な関係で、安心安全を感じながら対話に入ってもらえたと感じています。その後、一人ひとりの体験を語り合うストーリーテリングをしていくうちに、みんなの顔がだんだんほぐれてきて、「本当にこのチームが出会えてよかった」という空気になっていったのですね。たとえば、こうしてチームが立ち上がっていくプロセスを見ているのが嬉しいのです。

 

ー三田さんには、基本的に関わる地域や人に対する「愛」がありますよね。愛で行動していて、そのうちに「あ、研究だった」と思い出すみたいな印象を受けます。

 

そうですね。それはあると思います。

 

ーその愛情から創っている感じが、うまくいっている秘訣のように感じています。「研究のためにプロジェクトを動かしますから」と引いた目線で冷めていたら、こうはならないでしょう。三田さんは、コクリ!のなかで、地域と地域の人々に一体化していますよね。「私は研究員ですから」と言って別の立場に立つのではなく、本当にその真ん中にいて、かならず地域が活性化すると信じている。だからこそ、コクリ!が地域が一つの生き物のように、さなぎから蝶になるような変容が起きたりしているのだと感じます。

 

今お話しいただいたような私の「あり方」が周囲に大きな影響を与えているということは、周りからもよく言われます。

 

 

安心安全な場で自分の愛やエネルギーの源につながる質問をする

 

コクリ!では、みんなが一つのことを自分ゴトで考えることを“みんなゴト”というのですが、コクリ!のプロセスでは、まさに他人ゴトが自分ゴトになり、自分ゴトがみんなゴトになっていく感じがあります。

 

ー他人ゴトが自分ゴトになって、みんなゴトになっていくプロセスが、今までお話しいただいたすべてに共通している気がします。ところで、何が「みんなゴト」になっていく共通のきっかけだと思いますか?

 

それは「問い」だと思います。コクリ!では、その人の想いが引き出される問いを一貫して大事にしています。たとえば、地域で必ず投げかける問いが2つあって、1つは「自分がこのまちに生まれて本当によかったと思う経験」です。「最近どう?」といった質問では、「最近、あんまりよくないよ」で終わってしまうのですが、「このまちを好きだ思ったエピソード、このまちに生まれてきてよかったと思うエピソードはなんですか?」という話題で話してもらうと、みんなにまちへの愛が蘇ってくるんです。

 

結局、人の中にある“愛を呼び覚ます”ことが大事で、地域の場合は絶対に皆さんの地域愛があるから、それを呼び覚ますのが1つ。あとは、「今までで一番本領発揮した経験、一番エネルギーが出た経験を教えてください」という問いを投げます。この2つの問いを、一人5分しか話せなくても絶対に聞くんです。時間があれば、一人30分、あるいはもっと話してもらいます。全国規模になっても、「今最も力を注いでいることはなんですか?」「これまでで一番、自分がエネルギー入れた瞬間のエピソードを教えてください」といった質問を必ず投げかけています。そうすると、質問を投げた瞬間から場が変わるんですよ。これは、地域のおじちゃんでも、都会のプロフェッショナルでも一緒です。きっと、自分の愛やエネルギーの源につながる質問だからでしょう。ただし、その問いを出すのは、安心安全な場じゃなければダメです。安心安全で愛がある空間作りをして、その上で話すからこそ、自分の愛やエネルギーが呼び覚まされるし、それを交換した同士だからこそ、相手のことが好きになるんです。同じ地域の知り合い同士でも、「そんなこと知らなかった」ということは多くて、この質問による対話からぎゅっと心の距離が縮まることがよくあります。

 

ー素敵ですね。それだけでも、地域が一つにつながっていけそうです。今日はお話を聴いていて、希望が湧きました。これからも、こうした知恵を全国の地域に広げるべく、「コクリ!キャンプ」などで全国の地域活性化に携わるさまざまなジャンルの方々をつなげるコミュニティを運営していかれることと思います。他人ゴトが自分ゴトになって、みんなゴトになることで町が大きく変容する事例が、コクリ!に数多くあることを伺ったように思います。今日はどうもありがとうございました。

 

(聞き手、編集:大江亞紀香  / Worldshift MAGAZINE編集部 )

 

コクリ!プロジェクトの詳細は、以下のURLへ

http://jrc.jalan.net/cocre/

 

研究冊子・地域事例集『とーりまかし』はこちら

http://jrc.jalan.net/j/publications.html

 

コクリ!プロジェクトへの問い合わせは、じゃらんリサーチセンターへ

http://jrc.jalan.net/j/aboutus.html

 

三田愛(さんだあい)

コクリ!プロジェクト発起人

(株)リクルートライフスタイル じゃらんリサーチセンターの研究員

コクリ!海士2017の集合写真

身体ワークの様子

山内道雄海士町長

コクリ!プチキャンプの風景

第二回コクリ!キャンプ

つなひき大会

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